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美容師が語るヘアカラーの歴史!ヘアカラーブームから現在に至るまで!初めは白髪染めが主流

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こんにちは、美容師・つまみ細工で創作活動をしております、土山初代と申します。

今日は、ヘアカラーの歴史についてお話したいと思います。ヘアカラーの歴史といっても、ヘアカラーがファッションの一部として取り入れられた約25年前くらいからのお話になります。

これから少しずつですが、ヘアカラーの色持ちやヘアカラーの染め方などについてのブログをアップしていきたいと考えています。

なので今日は、ヘアカラーの歴史について触れていきたいと思います。

HATSUYO
HATSUYO

私が美容師を始める少し前くらいからのお話になります。安室奈美恵さんがアムラーと呼ばれていた時代ですね。

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ヘアカラーの歴史:ヘアカラーブームの始まり

ヘアカラーの歴史にあまり興味のない方・30代半ばより若い方はあまり知らない内容かもしれませんが、ヘアカラーがファッションの一部として流行り始めたのは約25年ほど前からなんです。

安室奈美恵さんをはじめ浜崎あゆみさんなどの芸能人のカリスマ的存在の方々が、ブリーチをしてメッシュを入れたり金髪にしてヘアカラーをしていたのがきっかけです。

その頃は、染めている髪の事を茶髪と呼んでいました。ヘアカラーをしている方は、ファッションのお仕事をしている方や学生の方くらいだったと思います。学生の方でもヘアカラーをしている方は、どちらかというと派手なタイプの方くらいです。

当時の安室奈美恵さん・浜崎あゆみさんのヘアカラーを見て一般の若い世代の方々は、茶髪にしていました。当時は色を楽しむというよりは、明るくするという事が主の目的でもありました。

今ほど微妙な色の違いを楽しむという感じでもなかったし、そんな絶妙な色を表現できるようなカラー剤もありませんでした。

そんなヘアカラーブームが来る前は、ヘアカラーといえば白髪染めという感じだったんですね!!しかもそのほとんどが地毛に近い黒やダークブラウンで染める白髪染めです。

HATSUYO
HATSUYO

私が勤めていた美容室にも、数色しか色のバリエーションがなかったんだよ!

その他は白髪染めの薬が数本って感じかな。

ペンタ
ペンタ

そうだったんだね。でもお客さんの要望に応えられてたの?

HATSUYO
HATSUYO

当時はそれでも十分対応できていた感じだったの。ブリーチ剤はあったかな。

安室ちゃんになりたいギャル系のお客様が来店されたときに施術できるように。

今は技術や薬剤の発展により明るく染める事ができる白髪染めも沢山あります。

約25年前のヘアカラーブームと一緒に、美容室の世界でもカリスマ美容師時代というのがありました。有名で上手で見た目もカッコイイ美容師さんたちが続々と登場してきた時代です。

HATSUYO
HATSUYO

私はこのころ、美容学校に通っているくらいか美容室に入り1~2年くらいの頃だと思う。

ペンタ
ペンタ

20年前くらいだね!!

HATSUYO
HATSUYO

うん。その当時はカリスマ美容師的人たちがたくさんいたんだよね。人気の美容室が沢山あって就職する時も、みんなかっこいい美容室を探してイケイケのサロンに入ろうと必死だった!

ペンタ
ペンタ

競争率激しそうだね。はっちゃん先生はどういう所に入ったの?

HATSUYO
HATSUYO

私は、地元の美容室だよ。人気のサロンに行きたいというよりは、早くスタイリストになりたいという事しか考えていなかったから。普通にコンビニで買った求人案内で探して面接受けたら、運よく受かったって感じかな。

ペンタ
ペンタ

そうだったんだね!

HATSUYO
HATSUYO

でも最終的には、地元で人気のサロンになったかな。

すみません…‥話が脱線してしまいました。話を戻すと、

人気芸能人や美容師のカリスマ的存在の人が沢山出てきたから、ヘアカラーをファッションの一部として取り入れるのが一般的になったという感じです。

そういう流れが出てくると、美容メーカーも「もっといいヘアカラー剤を作らなくては!!」という流れになるから、美容メーカーからも、色んな色を表現できるヘアカラー剤が沢山出てくるようになりました。

もちろん、そんなヘアカラーを使いこなすために必要な知識や技術が美容師さんにも必要になります。だからみんな必死でしたね。

ギャル
ギャル

誰よりも可愛いヘアカラーがしたい!ピンクもアッシュも可愛い♥どれにしようかな!〇〇ちゃんよりも早く流行りの色にしたい!もっと可愛くなりたい♥

美容師
美容師

安室ちゃんやアユが流行っているから、みんな明るめの色にしたがるんだよなぁ~。お客様に気に入っていただく為もっとヘアカラーのこと勉強しないと!知識も技術も、朝も夜も休みの日も、もっともっと!!

美容メーカー
美容メーカー

カラーブームで今までと同じヘアカラー剤では対応できなくなってきた。もっといい色が出せるヘアカラー剤を作らなきゃ!美容師さんがヘアカラーのことを学べるセミナーや勉強会をもっと開催しないと!!

HATSUYO
HATSUYO

街の女の子も、美容師さんも、メーカーも新しいものを追いかけるのにみんな必死だった時代ですね。

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ヘアカラーの歴史:ヘアカラーは当たり前の時代!

街の女の子も、美容師さんも、美容メーカーもみんながヘアカラーを追い求めたからこそ、ヘアカラーは一般化しました。約10~15年前です。

今はヘアカラーはファッションの一部として当たり前になっていますよね!!ヘアカラーOKの会社はかなり増えたのではないでしょうか?

そして、とにかくきれいに明るくする事をやるようになった後は、 ”色を楽しむ” とか “デザインカラー” を楽しむ時代に入っていきます。デザインカラーは少し特殊なので、一部の方しかやっていませんが・・・。

今も、デザインカラーをするというより色を楽しむ事がメインではないでしょうか?

今から15~10年前くらいからメーカーも色んなヘアカラーを出してます。1つの商品でも50~100種類くらいのラインナップがそろっていたりするカラー剤が当たり前になりました。

HATSUYO
HATSUYO

1つの商品で50~100種類のカラー剤があって、あらゆる色がそろっているので、お客様の要望に合わせて様々な色を表現するのが可能になったんだよね。

ペンタ
ペンタ

そんなにたくさんの種類があるんだね!!さすがプロようだね。

HATSUYO
HATSUYO

私が勤めていたサロンでも、2つのメーカーのヘアカラー全色合ったから、もうすごい数だったね。プラス白髪染めとかマニキュアと方にもあるから。

ペンタ
ペンタ

使いこなすのが大変そいうだね。どうしていたの?

HATSUYO
HATSUYO

勉強しまくる毎日だった。私もカラーリスト育成の勉強会に休みの日に行ってた。夜も朝もいろんな色を出すための検証を行ったりとか

そんな感じで、美容師さんも美容メーカーもみんなが必死で動いた結果、ヘアカラーをするのが当たり前の時代が築き上げられたのです。

それもこれもみんな、世の女性たちが「もっときれいになりたい!!」と求めてくれたからこその結果ですよね。

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ヘアカラーの歴史:ヘアカラーの進化は質感の時代に!

そして、さらに時代は進み現在では、「イルミナカラー」とか美容メーカーのカラー剤が、一般の女性にも浸透して「イルミナカラーしてください!!」とかいう時代になってますよね。

美容業界の中で、一昔前では考えられない事でした。だってプロフェッショナル向けに作られている商品なのに、一般の女性が商品名を指定してくるって「なんじゃそりゃ」って感じだったんです。当時は、イルミナカラーの一人勝ちのようなものでした。

それも数年たてば当たり前の時代です。

そして今となっては他のメーカーも頑張っているから、もっといいカラー剤が出てきたりして、質感や色表現の幅がさらに広がりを見せています。

ペンタ
ペンタ

ところでイルミナカラーって今までのカラー剤と何が違うの??

HATSUYO
HATSUYO

一番大きく違うのは、1本のカラー剤で今風の外国人風カラーとかの色が簡単に出せるカラー剤なんだよね。しかも、質感が格段に良くなっているのが特徴かな。

ペンタ
ペンタ

へーそうなんだね。技術の進歩ってすごいね!!質感ってどんな風に違うの?

HATSUYO
HATSUYO

質感はつや感とか柔らかさとか。カラーした方がダメージする印象あるでしょ?でも、カラーした方がツヤが出てきれいに見えように作られてるの。

ペンタ
ペンタ

そしたらカラーをして常にきれいにしておきたいね!!

HATSUYO
HATSUYO

あっ!でも一つ注意してほしい事があるんだけど、質感がよく見えてツヤのある美髪で柔らかそうな質感なんだけど、髪がダメージしていないわけではないんだよ。

このような感じで、今は沢山の色のニュアンスがあり個々のなりたいイメージややりたい色、自分に似合う色によって様々なヘアカラーを楽しむことができるようになりました

トリートメントはダメージ軽減を目的にして、ヘアカラーをすることで髪の質感をよく見せるのが、いま求められている事ではないでしょうか!

だけど、どんなにカラー剤がよくなったとしても美容師さんの技術が上がってきたとしても、カラーをする限りダメージはついてくるので、きちんとケアを心がける必要性があります。そこだけはおさえておきましょうね!!

そんな感じで今は、社会人になっても比較的明るめのヘアカラーをしても大丈夫な会社も増えてきています。

ヘアカラーのニーズが一般化し、高校を卒業したころからずっとヘアカラーをしている方は多いのではないでしょうか?

ヘアカラーの歴史:これからはダメージレスを目指す!

色表現も様々で、質感もヘアカラーをした方がきれいに見えるようになりました。

今度はヘアカラーをきれいに見せるため・髪をダメージさせないように考慮しながらヘアカラーを楽しむ時代へと変化しています。

色のニュアンスがあり、個々のなりたいイメージがあり、やりたい色や似合う色によって様々な色を楽しむことができます。

そんな自分に合った自分だけのこだわりの中で染めたヘアカラーを、できるだけきれいに見せてできるだけ長持ちさせたい!!そんな追求が今は当たり前のように始まっています。

そのためには、美容師さんの力だけでも駄目だしカラー剤の力だけでも力不足です。

ヘアカラーを楽しんでいる自分自身がしっかりとした知識を深め、家でのケアをしっかりとする事が大切です。

自分自身の髪をきれいに保ちながらヘアカラーを楽しみましょうね!!