こんにちは、美容師・つまみ細工で創作活動をしております、土山初代と申します。
今回は、美髪作りには欠かせない正しいシャンプー・トリートメントのやり方のご紹介いたします。シャンプー・トリートメントは、ヘアケアをするうえで一番の基礎になります。
シャンプー・トリートメントのやり方って、子供のころのお母さんから教えてもらったのが始まりだと思います。
子供のころ依頼、見直す機会ってなかなかないと思います。
私自身、子供のころ母親に教えてもらって美容室で働くようになるまで、正しいシャンプー・トリートメントのやり方は知りませんでした。
だから「もしかしたら??世の女性たちは、私と同じように子供のころ習っただけなのでは??」と考えるようになりました。
もちろん、サロンに来られたお客様には正しいシャンプー・トリートメントのやり方をお伝えすることもあります。
しかし、ブログでしっかりと記事にすることで、あとから見直すこともできるしheeOOIに来ることができない方々にお伝えすることができるのでは??
と思いブログにアップすることにしました。
こんな方にお勧めの内容です。
- 正しいシャンプー・トリートメントのやり方が知りたい
- ホームケアの基礎を知りたい
- 美髪を目指している
- 髪のお手入れはとっても大切だと思う
- いいシャンプートリートメントを使用しているのにダメージが改善されない
- いいシャンプートリートメントを使用しているので最大限に活かしたい
正しいシャンプーのポイントはブラッシング・丁寧・しっかり流し
シャンプーに入る前に大切なことがあります。それはブラッシングをすることです。
ブラッシングは、シャンプーの前に誇りをとったり髪の絡みを整えたりしていきます。一日の間で抜けた髪の毛をとる効果もあります。
地肌のマッサージ効果もあるので、血行促進にもなります。
ハード系のスタイリング剤やスプレーでがっちりと固まっている場合は、無理にブラッシングするとキューティクルが傷つく可能性があるのでご注意くださいね。
おすすめのブラシは、【パドルブラシ】です。
頭皮の血行促進が期待でき、髪に付いた誇りや抜けた髪の毛をシャンプー前に撮るので、シャンプーの泡立ちが良くなり、汚れがスムーズに落ちやすくなります。
ブラッシングが終わったら、髪を濡らしていきます。
髪を濡らすときロングの方は、下を向かないようにするのがポイントです。髪がながければ長いほど下を向いて髪を濡らすと、髪が絡みやすくなるからです。
もともと絡みやすい方やダメージしている場合は、下を向いて髪を濡らしたり洗うのはNGです。シャワーを使い上を向いた状態ですすぎ・洗うのがおすすめです。
髪をできるだけ絡ませないようにシャンプーするのは、キューティクルが傷つかないので意識するのがおすすめです。
次はお湯の温度です。お湯の温度は38度がベストとされています。38度の温度は、余分な汚れが落ちやすく地肌への負担がない温度になります。
お湯は、しっかりと髪に浸透させる必要性があります。なぜなら、しっかり髪を濡らしておかなければ、髪が摩擦でダメージしてしまう可能性があるからです。
キメの細かい泡をしっかりと立てて柔らかい泡にしていきます。しっかり泡がたった状態になったら地肌を洗っていきます。
地肌を洗う時の注意点は、爪を立てずに指の腹で全体を洗っていきます。泡がたちにくくなるくらいスタイリング剤がついている場合は、2度洗いがおすすめです。
2度洗いする場合は、1度めは洗うというよりは泡立てをする感覚で洗っていきます。流しも軽めにしていきます。2回目シャンプー剤をつけると余分なスタイリング剤や汚れが落ちて泡がたちやすくなっています。
髪の長さが肩下くらいまでは、髪も地肌も同時に洗い上げる事ができます。しかし、ロングスタイルの方で、髪の長さが長い場合は地肌を洗った後に髪を洗っていきましょう。
地肌も髪も洗い上がったら、流しをしていきます。流しは、流し残しがないようにしっかりがなしましょう。流し残しがあると、地肌の痒みなど地肌トラブルの原因になります。
シャンプーをする時間よりしっかりする感覚で長しをするくらいが丁度いいです。
ロングの方や絡みやすい方・ダメージしている方は特に下を向かずに、そのままの状態でシャワーで長しをする事をおすすめします。
美髪が作れる効果的なトリートメントのやり方
シャンプーの流しが終わったら、軽く水気をとってからトリートメントに入ります。
トリートメントのつけ方は、ダメージしやすい中間から毛先部分にかけてしっかりつけていきます。
基本的に根元部分にトリートメントをつける必要性はありません。しかし、髪質改善系のトリートメントの場合は、ベタつかない程度に軽くるけるのがおすすめです。
髪質改善系のトリートメントとは、例えばクセが強い方がくせを落ち着かせるためのトリートメントなどです。
トリートメントをつけ終わったら、コームで髪をとかしていきます。コームで髪をとかすだけでもトリートメントの効果はグンと高まります。
コームで髪をとかすことで、髪一本一本にしっかりとトリートメントがいきわたります。そして、キューティクルが整ってくれます。
だからコームでとかすだけで、いつもより手触りが上がるのです。簡単で時間はかからないので、一度やってみてくださいね。
しっかりとトリートメントを浸透させたい場合は、時間を5~10分おくのがおすすめです。トリートメントをつけた状態で、タオルターバンをして髪を包みます。
その間、湯船につかってゆっくりとリラックスタイムにするのもいいですよね。
時間がたったら、流しをしていきましょう。
洗い流さないトリートメントの基本的なつけ方
洗い流さないトリートメントは、ドライヤーで乾かす前に使用します。塗れている髪をしっかりとタオルドライします。
髪の水分をタオルでとる時は、髪をごしごしとこすらないように気を付けましょう。こすりすぎは、摩擦で髪のダメージを進行させてしまう恐れがあります。
髪をタオルで挟んでパンパンと叩くように水分をとっていきます。
タオルドライが終わったら洗い流さないトリートメントをつけていきます。洗い流さないトリートメントは、商品や髪の状態によってつける量などが変わってくるので商品の使い方に沿って使用し素事をおすすめします。
大体の目安としては、肩より上の長さの場合は1~2プッシュ・肩より下の長さは2~4プッシュくらいです。
つけ方は、中間から毛先を中心につけていき全体になじませていきます。
全体になじませたら、ドライヤーで乾かしていきます。ドライヤーで乾かす時は、根元からしっかりと乾かしていきます。
根元が乾いたら毛先を乾かしていきます。
根元から乾かす理由は2つあります。根元はヘアスタイルを整えるのにとても重要な役割があるので、変な形がついてしまう前にしっかり乾かすことで、髪型が決まりやすくなるからです。
そしてもう一つは、毛先は根元に比べるとダメージしていたり乾燥している場合があるので、先に乾かすとオーバードライといって乾きすぎでパサつきが出てしまう事があるからです。
なので、髪を乾かす時は根元から乾かして根元が乾いたら毛先を整えながら乾かすと、髪のまとまりがよくなってきます。
髪を乾かした後、髪の乾燥が気になったりトリートメントが物足りなかったかな?など感じた場合は、再度1プッシュくらいを髪につけていきます。
基本的には、濡れた状態につけるだけで十分です。
正しいシャンプー・トリートメントをするだけで美髪に近づく!
美髪作りにはやっぱりホームケアが一番大切になります。
サロンにこまめに通って、サロントリートメントを2~3週間に1度やる場合は別ですが、ほとんどの方は2~3か月に1度カット・カラー・パーマなどを行う時に一緒にトリートメントをするという方が多いのではないでしょうか?
だとすれば、ほとんどが家でのケアになります。ということは、ホームケアであるシャンプー・トリートメントがとっても大切になります。
ホームケアを徹底する事で、ダメージの進行を防ぎ美髪が作れるようになります。
是非参考にして、シャンプー・トリートメントのやり方を見直してみてくださいね。
お気に入りのシャンプー・トリートメントがまだ見つかっていない方は、オージュアというシャンプートリートメントをご紹介しているので、参考にしてみてくださいね。