こんにちは、美容師・つまみ細工で創作活動をしております、土山初代と申します。
私は、バセドウ病です。【バセドウ病の私が好きな事を仕事にする理由】をシリーズ化してブログアップしていこうと思います。
今回の内容は、好きな事をする理由とはあまり関係ないかもしれませんが、①~⑩までをシリーズ化しています。⑪の記事は①~⑩までの記事をまとめている内容です。
この①~⑩のシリーズではバセドウ病になった経緯・バセドウ病になってからの生活などをご紹介していこうと思います。
私が好きな事を仕事にすると決めたのも、バセドウ病になったのが背中を押してくれたというのもあります。
だから【バセドウ病の私がすきな事を仕事にする理由】というシリーズでお話しできたらと考えています。
こんな方におすすめの内容です。
- バセドウ病ってどんな病気か知りたい
- バセドウ病の方が実際発症した症状はどんなものか知りたい
- 私ってバセドウ病かも?と思った方
私は、バセドウ病の中でも症状としては軽い方だと思います。発症は人によっていろいろだと思います。
私の場合はお医者さんいわく、「数年かけて水面下で少しずつ少しずつ進行していたと思う」との事でした。
今回は、バセドウ病との症状についてお話していきたいと思います。似ている症状ごとに分けてみました。
バセドウ病とはこんな病気
甲状腺ホルモンが通常の何倍も出てしまう病気です。甲状腺ホルモンとは「元気ホルモン」のことなんです。
元気ホルモンなら、沢山出た方がよくない??って思いませんか?私は初めそう思っていました。
でも、人って休まないといけないんですよね。体をきちんと休めるからこそ、動きたい時にしっかりと動く事ができるものだと思います。
健康な方の場合は、甲状腺ホルモンが必要な時に必要な分出てくれる感じです。
バセドウ病の場合、休みべき睡眠中もリラックスしたい休憩時間にも、大量の甲状腺ホルモンが出てしまう病気です。
甲状腺ホルモンが出すぎて体が休まることがないので、体がパンクしてしまう病気です。
【バセドウ病の症状①】動悸・不整脈・頻脈
動悸・不整脈・頻脈が起こります。
特に、動機に関しては日常的に起こっていました。私の場合は、夜中寝ている時も心臓のバクバクで目が覚めたりしていました。
どんな感じかというと、普通は心臓の音って聞こえませんよね?なのに、心臓の音がドックンドックンと聞こえてしまいます。
しかも不整脈も合わさって聞こえるから、ドックンドドドドックンドドド的な感じで、リズムがくるって聞こえてきます。
だから、余計に怖くなってしまいます。
バセドウ病の症状がひどい時には、頻脈になっていました。1分間に100回以上の心拍数になったら頻脈だそうです。
動悸・不整脈・頻脈が重なると、心臓の病気になっているのでは?と思ってしまうほど、不安を誘ってきます。
【バセドウ病の症状②】疲れやすい・だるい
バセドウ病と分かるまでは、疲れやすい・だるいというのは「やる気ない」「やりたくなさの言い訳」と思われそうで、なかなか口には出せない状態でした。
バセドウ病と分かる前までは、やる気ないとかやりたくなさの言い訳とか思われたくないから、踏ん張っちゃうんですよね。
「もっとやらなきゃ、もっとやらなきゃ」と思ってしまって悪循環になり、それでも頑張ってしまうので余計に疲れてだるさが増してしまっていました。
初めは、若年性更年期にでもなって疲れやすくなったのかと思っていました。年齢的にも40歳手前くらいだったので、「40歳に近くなるとと流石に疲れやすくなるな」とのんきに思っていました。
【バセドウ病の症状③】眼球突出・甲状腺が張れる
眼球突出や目つきがきつくなるのもバセドウ病の症状です。私は、幸いなりませんでしたが、眼球突出の症状が出ると、整形手術をしないと治らないようです。
眼球突出がひどい方は、サングラスをしないと外に出れないような方もいらっしゃいます。
甲状腺の腫れは、私の場合は通常の5倍大きくなっているといわれました。
私は、健康診断の時に「甲状腺が少し腫れているようだね」と言われました。初めていわれた時は、まだバセドウ病の症状は全くと言っていいほど出ていませんでした。
だから先生にも「症状は出ていないようなので大丈夫とは思うけど、気になるようなら病院に行ってみてね」と言われました。
それから、もう1年たってからまた「甲状腺が張れているね。ちょっと気になるから、専門の先生に診てもらった方がいいかもよ」と言われました。
しかしその時も、スルーしてしまいました。という感じで、徐々に進行していったと思われます。
【バセドウ病の症状④】不眠・イライラ感・落ち着かない
イライラ感や落ち着かないというのは、自覚症状としてはあまりないと思っています。
しかし、私が自覚していないだけでもしかしたら周囲の方は「今日もイライラしてるね」とか思われていたかもしれませんね(〃艸〃)ムフッ
一番つらかったのは不眠です。バセドウ病って、寝ていても運動をしているような状態になるので、ただでさえ疲れが取れない状態になります。
それに加えて、不眠になるので悪循環になってしまいます。
仕事で疲れたのに眠れない→だからさらに次の日がきつくなる→また疲れる→眠れない→さらに疲れる
という感じです。このループに入ったらもうしんどい方向にまっしぐらです。
【バセドウ病の症状⑤】食欲亢進・軟便・体重減少
バセドウ病の症状として、食欲亢進があります。食べても食べてもお腹がすいてしまう現象です。それでいて、食べても食べても体重が増えないどころか減っていく現象です。
これに関しては、あまり酷くはありませんでしたが、もともとそこまで太りやすい体質ではありませんでした。
40代の今は特にやせ型というほど痩せてはいません。健康的な体重か健康的な体重より痩せ気味かな??くらいです。
だけど、20代はガリガリで30代はちょい痩せ気味という感じで、食べても太らない感じではありました。
今思えば、バセドウ病体質だったのかな??とは思います。(勝手な持論です。)
軟便に関してはけっこうしょうじょうがあり、体が疲れた時・だるい時は特にお腹が痛くなり軟便になっていました。
バセドウ病と分かるまでは、「イヤな事があるとお腹が痛くなる小学生」のようなイメージでとらえていました。
仕事で疲れたからお腹が痛いとかそんな感じです。でも、病気でした。
【バセドウ病の症状⑥】脱力感・手足のしびれ・手の震え
脱力感や手のしびれは結構あった方です。私の場合は、特に左手がしびれていました。しびれが強い時の血液検査の針が痛いのなんのって・・・・( ;∀;)
バセドウ病の場合、約2か月に1回の診察と約4か月に一回の血液検査があります。
手のしびれがひどい時の血液検査って本当に痛いんですよ。ただでさえ注射嫌いなのに、血液検査恐怖症になりそうでした。
手の震えもかなり症状としてでていました。止めようと思っても止められないんです。手に力を入れて、「止まれ」と言い聞かせても止まりません。
とりあえず、動いてごまかしてはみるものの、結局はそれも悪循環なんですよね。今思えば「動くんじゃなくて休めよ」って感じです。
【バセドウ病の症状⑦】微熱・発汗
体が疲れすぎると微熱が出てしまいます。私の場合は、体の疲れが取れない→頭痛→微熱という順番で現れました。
頭痛とか微熱は、体が悲鳴を上げている状態と思っています。疲れていても不眠で眠る事ができず、それが続くと体がさらに辛くなり耐えられなくなり、頭痛になってさらに進行して微熱が続くという状態だと思います。
発汗は、信じられないくらいの汗なんですよ。一緒に歩いている人が、びっくりするくらいの汗です。
「どうしたの??」
と何度も驚かれた事があります。特に最近の夏は異常な暑さですよね。普通でも辛いのに、本当に数分歩いただけで、汗だくでタオルがびっしょりなるくらいです。
たかが汗と思われそうですが、本当に異常なくらい出てきます。それに伴い、水分不足にもなるので水分補給をすると、さらに汗が噴き出てくるという何とも最悪な悪循環に陥ります。
バセドウ病はわかりにくい事がある病気!早めの診断で楽になる
私は、若年性更年期と勝手な判断をしていて、2年ほど放置していました。
もし、健康診断で「甲状腺が少し腫れていますね」と言われた時に、すぐに病院に言っていたらもっと早く楽になれていたかもしれまいと思います。
私は、家の近くで甲状腺について詳しい病院を探しまくっていきました。健康診断でいわれたことや、最近の自覚症状を話して「バセドウ病の疑いがあります」と言われました。
それから、血液検査とエコー検査をしてバセドウ病と診断されました。
私は、すぐにバセドウ病と診断されましたが、専門の先生じゃない所に行ってしまうと、見過ごされてしまう事があるようです。
私は自分がバセドウ病になってから、同じバセドウ病の方と沢山お話をさせていただきました。皆さんがどんな風にバセドウ病と付き合っているかの情報共有のためです。
そしたら、更年期障害と間違われたりして、病院をたらいまわしにされる事があるようです。
だけど、本来はバセドウ病の血液検査をすれば一発で分かるものです。バセドウ病かどうかの数値を見るための検査をすればすぐにわかるようです。
なので、もし「バセドウ病かもしれない」と思った場合は、できるだけ甲状腺に詳しい病院で見てもらうのがおすすめです。
もし、たらいまわしにされそうなら「バセドウ病かもしれないのでバセドウ病がわかる血液検査をしてください」とはっきり言ってしまった方がいいかもしれません。w
私は、念のため2つの病院に行きました。そしたら2つともエコー検査と血液検査をして、バセドウ病ということだったので、間違いないと自分でも再確認する事ができました。
少しでも怪しいと思ったら、早めの検査をおすすめします。