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バセドウ病の私がすきな事を仕事にする理由⑥バセドウ病を治すための生活【後編】

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こんにちは、はっちゃん先生こと土山初代と申します。

私はバセドウ病で、バセドウ病の私がすきな事を仕事にする理由というのをシリーズ化しています。今回は、バセドウ病を治すための生活の【後編】になります。

バセドウ病を治すための生活【前編】は、前職を退職し5年離れていた美容師を再開して、自分に合った働き方をご紹介しています。

heelOOIというヘアサロンで働くことになり、約3か月後には「体力のない私でも頑張れるかも!!」と思える働き方にする事ができました。

今回は、働き方が決まってから薬を飲まなくてもよくなるまでの、約1年3か月に合った出来事のお話になります。

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週4日の働き方でバセドウ病の薬を飲まなくてもよくなるまでの1年間

バセドウ病の症状が緩和したり悪化したりの繰り返しだった1年

自分にとって合う働き方は見つかりましたが、本当の闘いはここからでした。最近は調子がいいと思ったら悪くなって、調子がよくなったと思ったら悪くなっての繰り返しでした。

やっぱり忙しい日があると、次の日はとっても辛くなってしまいます。

水・木は平日で比較的暇になる日があったり、忙しくても土・日ほどではない事が多いです。しかし、週の始まりである水曜日に忙しくなってしまうと、木曜日は朝から疲れている状態でのスタートという感じです。

そうなってしまうと、金曜日の休みは朝から体が動かないということもありました。もちろん土・日は忙しいのでクタクタです。

連休なので何とか回復して次の水・木を迎えるという感じでした。

月・火・金はとにかく体力を使わずに生きる、ということを始めの頃はやっていました。それで、何とか1週間を乗り切るという感じです。

月・火は連休だし、金曜日も休みで人よりも休みは多いけれど、休みだから余暇を楽しむとかそういう概念は全くありません。

もうとにかく、体を休ませるという感じです。

最近は体調がいいと思って、連休の1日に予定を入れるとそれだけで、水・木の出勤日に影響して居ました。

一度こんな事がありました。

以前は、美容師以外にもハンドメイドでヘアアクセサリーを作っていました。(今は和装用の髪飾りを作っています。)

休みの日で調子がいいなと思えた日の日中に、ダラダラ過ごすよりできることをやろうという考えていました。

体力を使わずにできて自分の体調のいい時にやれることで、ハンドメイドでヘアアクセサリーを作っていました。

そうこうしているうちに、作品も増えて気ました。

1か月くらい調子がいいからと思って、試しに行動してみようと思いハンドメイドのフリーマーケットにヘアアクサセリーを出店してみました。

そしたら、信じられないほど体が重く、クタクタになって疲れが蓄積されてしまいました。それで、水曜日は何とか仕事に行きましたが、早く帰る日が続きました。

この時に気が付いたのは、「ちょっと調子がいいからと言って動くのは危険だ」ということです。

友達とランチに行って夕方くらいに家に帰るということもやってみましたが、やっぱり疲れがすごく出てしまって、どうしようもない状態になったということもありました。

友達と楽しくランチしながらおしゃべりというのも、疲れるのかと思い絶望しました。

それからは、極力何もしない。とりあえず体力を使わない。という感じで過ごしていました。調子がいい日が続いても、大きく動かないようにするという感じです。

【血液は4が月(120日)で入れ替わる】というのを利用しながら改善した

私が通っている病院の先生が、

「血液は約4か月で入れ替わります。だから4か月に1度、血液検査を行います。」

というふうにおっしゃっていました。

ある日そのことを、バセドウ病を治すために利用してみようと思いました。

どういうことかというと、4か月おきに生活を見直す、ということです。私も実際にやってみました。約1年くらいかかりましたが、薬を飲まなくてもよくなりました。

私の場合も入れつつ、やり方をご紹介します。

4か月おきに生活を見直すやり方(例)

  • バセドウ病の症状がある時 → 仕事を4か月間はできるだけ早上がりをする。どんなに調子がよくても4か月は早く上がれる時は早上がりをする。調子がよくても休日はゆっくり過ごす
  • 調子がいい        → 血液検査・問診の結果がいい・自分の体感的にも調子がいい場合のみ次のステップに行く
  • 次の4か月にやる事    → 週に4日間フルで働いてみて、調子がよければ4か月続ける。休日は調子がよくてもゆっくり過ごす(薬を飲まなくてよくなったのはこのころ
  • 調子がいい        → 血液検査・問診の結果がいい・自分の体感的にも調子がいい場合のみ次のステップに行く
  • 次の4か月にやる事    → 3日間あるうちに1日だけ日中行動をしてみる
  • 調子がいい        → 血液検査・問診の結果がいい・自分の体感的にも調子がいい場合のみ次のステップに行く
  • 次の4か月にやる事    → 3日間あるうちの2日日中に行動をしてみる(☚今ここ)

このような感じで、どんなに調子がよくても “4か月間は絶対に決めた通り動く” というのがポイントです。

今の症状にとって一番調子がいいと思える生活リズムを4か月間の血液が入れ替わる時までは必ずやり続ける

ということを、徹底して行う。ということを私は行いました。

調子がよくなった時は、「もっと動きたい」「もっと動ける」と思ってしまいます。

しかし、それは本当に調子がよくなったのではなく、“今の血液の状態に対しての自分のベスト“ の生活をやれているから体が楽になっているだけということです。

だから、どんなに調子がよくても ”急がない” がポイントです。

それともう一つは、お医者さんが「血液の状態はいいです」といっても、なぜか症状が出る時があります。

それは、お医者さんに対して「なんでわかってくれないの!!」と思っても、しょうがないことだと思います。だって、血液の状態は良好なので。

私は、この “血液の状態は良くなった” という事実はしっかりと受け止めながらも、自分のペースで自分の体感を信じて行動する事にしました。

私が勝手に思っていることですが、血液の状態は良くなったけど症状が改善しない人を図にしてみました。

実際に私も、血液の状態は良くなったのに症状がまだまだある。という状態を経験しています。

バセドウ病の数値は安定しているのに症状がでてしまう人
バセドウ病の数値はいいけど症状が出てしまう人

私の体感も含めての答えですが、血液の状態はいいけどまだまだ安定していない状態だと思っています。

「血液の状態がいいから多少の無理は大丈夫」

ではなく、血液の状態はいいけど症状がある人はここからが勝負 と思っています。

なぜなら、お医者さんは血液検査の結果でしか判断できないから、どうしようもないと思います。

それならば、自分の管理は自分でやるしかないので、私は血液検査の状態がよくなって「薬止めてみようか」と言われてからは、不安で不安でしょうがなかったし、症状も出ていましたが自分で徹底的に管理して少しずつ少しずつ改善させていきました。

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バセドウ病を治すためには時間がかかるでも焦らないがポイント

バセドウ病は、調子がよくなるまで時間がかかります。自分でもイヤになるくらい時間がかかります。

そして、よくなったと思ってもすぐに悪化して、よくなって悪化しての繰り返しの時期があります。この期間が約1年間はありました。

だから、治療も疲れてきてしまいます。私は、薬だけで改善しました。でも、ひどい方はアイソトープや手術をされる方も多くいらっしゃると思います。

調子がいい状態が何年も続いていたのに、再発するという方も多くいらっしゃるとおもいます。

私は、比較軽度の状態で病気がわかり、周囲の協力もあって約3年で今の状態までもっていく事ができています。

薬を飲まなくてもいい状態です。自分自身をしっかりとコントロールしていれば、症状も出ないという所までもっていく事ができました。

それでも、3年かかりました。試行錯誤です。自分に合った状態をいかに作れるかが大切だと感じています。

しかし、初めは何が原因でバセドウ病になったのか、何が原因で悪化するのか、何を変えれば症状は緩和されるのか全くわかりませんよね。

変えられる部分もあるだろうし、変えられない事だってあります。

だから難しいんだと思います。

実際にバセドウ病を改善された方がいらっしゃるからこそ、私自身も「絶対治せる」と信じて頑張る事ができました。

今後は、私自身も再発する可能性だってあります。だけど、しっかりと自分で自分をコントロールして、いい状態が少しでも長く続くように頑張りたいと思います。