こんにちは、美容師・つまみ細工で創作活動をしております、土山初代と申します。
私は美容師をしていて、趣味でヘアアクセサリーを作っています。今まで作ったヘアアクセサリーは、パールを使ったものが多くありました。
そして今回のチャレンジはリボンです。リボンを選んだ理由は、サロンのお客様に
「どんなヘアアクセサリーが好きですか?」
と数名のお客様に尋ねたら
「バナナクリップで作ってあるヘアアクセサリーが可愛い」
「バンスクリップをよく使いますが、クリップのネジが見えるのがちょっと気になってて」
というお話を伺いました。
そこで、バナナクリップはリボンが可愛いと思ったので、リボンがついているタイプで作成したいと考えました。
そして、バンスクリップのヘアアクセサリーに関しては、ネジが見えないデザインを考えた時にリボンが一番ネジを隠せると考えました。
そんな感じで、お客様のご意見を反映させていただきリボンで作成することを決めました。
ということで今回は、リボンのヘアアクセサリーを作ったのでその時のことを書きたいと思います。
こんな方におすすめの内容です。
- ハンドメイドが好きな方
- ハンドメイドを始めたいと考えている方
- 好きなことを仕事にする過程がどのようなものか気になる方
- リボンのヘアアクセサリーが気になる方
- はっちゃん先生の成長を見守って下さる方
ハンドメイドのリボンヘアアクセサリーは幅広く作れる
バンスクリップでハンドメイドのリボン作ってみた|ハーフアップにおすすめ
バンスクリップで作ったリボンクリップです。3色作りました。
ホワイトは清楚な印象になれます。そしてネイビーは大人の女性が使いやすいかなと思ったのと、オフィススタイルでも使いやすいかなと思い作りました。
私は個人的にキャメル色やベージュが好きなので、私の趣味でキャメル色は入れました。
デザインを作るという部分では、そんなに難しさを感じませんでしたが接着剤がしっかりと乾くまでに48時間かかるので、2日置いてパールをリボンにつけて中央のリボンをクリップにつけて2日置いてメインのリボンをつけて2日置いて・・・・・。
という感じで、数日に分けて作るという部分がとてももどかしく感じました。
バンスクリップで作ったこのヘアアクセサリーの一番難しかったのは、パールをつける部分です。
接着剤でつけますが、クリップを開け閉めする部分って一番手で触る部分ですよね。その近くにパールがあるので、きちんとくっついていないとパールが取れてしまうんです。
だから、きちんとくっついているかの確認を2度3度と繰り返しました。
かなり確認はしていますが、乱暴に扱うとパール部分が取れやすいので今後の課題と感じています。
今回、お客さまにお聞きした「バンスクリップのねじの部分が見えない方がいい」という部分は、クリアできたと自分では思っています。
バナナクリップでハンドメイドのリボン作ってみた|一つにまとめられる
バナナクリップは最近よく見かけるなと感じています。ちょっとおしゃれして出かけたい時は、ボリュームのあるリボンとつけていらっしゃる方が多いかと思います。
普段使いでは、ちょっとボリューム感を押さえたクリップをつけていらっしゃる場合が多いかと感じています。
上記の写真の中でくしゅくしゅになっているリボンクリップは、くしゅくしゅ具合がどれくらいがベストか何度も作りました。
自分が一番しっくりくるまでやり直しました。
写真にアップしているのは、しっくりいったボリューム感です。やっぱりくしゅくしゅがボリューム感タップリにあった方が可愛くなると感じています。
次の説明は上記の写真でいうと、レッドとネイビーのクリップです。左右で違うデザインのクリップです。難しかったのは、パールを6つテグスでつけて固定させるという作業です。
グログランリボンを土台としてクリップに細くつけてパールが固定しやすいように工夫したり、色々試しましたがテグスにパールをつけて潰し玉といわれるもので固定するというやり方を取りました。
それだけではなく、6つテグスにつけたパールをバナナクリップにつけるという部分が一番苦労しました。何度も何度もどのようにつけるのが一番固定されて自然に見えるかを試しました。
バナナクリップの作成で共通して難しいのは、バナナクリップとリボンをつけるという作業です。デザイン的な部分ではないので、
「こんな所で苦労したくない」
と思ってしまいます。
バレッタでハンドメイドリボンは幅広く使える|普段使い・お着物・発表会
バレッタは、一番初めにチャレンジしたリボンのヘアアクセサリーです。出来上がったバレッタを使う時(壊れやすさ)や作る時に一番安定しやすいので、バレッタから作ったという感じです。
今回作ったバレッタは、比較的大き目のリボンが多いですが、今後はもっと気軽につけられるちょっと小ぶりのリボンバレッタも作れたらと考えています。
フリーマーケットに出品した時に、皆さんがどんなリボンの形にひかれるかとかも何となくわかってきたので、人気のリボンをベースに大きさも様々なものを作っていきたいと思いました。
フリーマーケットで一番人気だった形のリボンは、左の写真のリボンです。右下のブラックで作ったリボンも同じ形ではありますが、皆さんライトグレーに引かれる方が多いようです。
このリボンは、私も作っていて「かわいい!!」と思っていたので人気の形だったのはとっても嬉しいなと感じました。
かなりボリュームがあるリボンバレッタなので、普段使いとしては使いにくいかもしれません。
タップリのリボンを使って作るので、お着物にも負けないボリューム感です。お着物やハカマの髪飾りとしておすすめです。後はピアノの発表会など、人前に出る時におすすめです。
そして、右上にあるサテンで作ったリボンはめちゃくちゃ難しかったです。何がどう難しかったのかを、言葉で示すことはできませんがとにかく難しかったです。
サテンでできているので、普段使いよりは発表会やハカマを着る時などにおすすめです。
ヘアゴムでハンドメイドリボンで簡単に!|超簡単なヘアアレンジができる
ヘアゴムも今回は作ってみました。結ぶだけで可愛いってなんかよくないですか??
「いつもゴムしか使っていない」「黒ゴムで結んでいるだけ」という方に、簡単におしゃれを楽しんでほしくて作りました。
おしゃれを簡単に楽しむための、一歩をこのヘアゴムで簡単にチャレンジできたら嬉しいなという気持ちで作りました。
レザーでも作ったので、布のリボンだと可愛い感じになるのが苦手という方は、レザーのヘアゴムならチャレンジしやすいかと考えました。
ヘアアクセサリー作りの次の目標はレジンで作るヘアアクセサリー
今回はお客様からお聞きしていた、バンスクリップ・バナナクリップをいくつか作ってみました。前回立てた目標が一つ形にできたという感じですかね。
今後も、バンスクリップ・バナナクリップにおすすめのリボンのデザインや色んなリボンの生地を使って作れたらと考えています。
しかし今は5月なので、もう季節も夏に向かっている時期でもあります。だからレジンで作る夏の日差しに合う透明感のあるヘアアクセサリーがいいなと思っています。
もうすでにレジンはちょっと作ってみていますが、どうやらレジンアレルギーのようなので合うレジン探しから始まりそうです。
とはいえ、目標はしっかりと決めたいので今後の目標を書いていきますね。
今後の目標
1月 パールで作るヘアアクセサリー2月 リボンを使ったヘアアクセサリー3月 ビーズ(パール・その他含む)のヘアアクセサリーバリエーションを増やす4月 リボン・パールのヘアアクセサリーをとにかく沢山作る- 5月 レジンを使ったヘアアクセサリー
- 6月 レジンを使ったヘアアクセサリーのバリエーションを増やす
- 7月 レジンとパールを組み合わせたヘアアクセサリーを作る
- 8月 レザークラフトのヘアアクセサリー作り
- 9月 レザークラフトのヘアアクセサリーのバリエーションを増やす
という感じです。
しかし、レジンアレルギーになってしまったので自分に合うレジンが見つかるまでは、前に進めないかもしれません。
かなり残念です。布の手袋をつけてビニール袋をつけて2重にしていますが、アレルギー反応があったので他の種類のレジンを探すしかありませんね。
いくつか目をつけているレジンがあるので、ボチボチ試しながら見つけたいと思います。
夢中になりたい私にとっては、かなりもどかしいです。
今後もリボンで作るヘアアクセサリーにチャレンジしたい!
リボンは、ボリューム感を持たせることもできるしシンプルに作ることもできるので、お着物や浴衣のおしゃれから普段使いできるようなものまで沢山のデザインがあります。
そして、レザーで作るリボンは可愛いデザインが苦手な方にもつけていただけそうなデザインにもなるので、多くの方に楽しんでいただけるのではないかと考えています。
今後も作るのが楽しみです。
パールで作るヘアアクセサリーのバリエーションも増えてきたし、リボンのヘアアクセサリーのバリエーションも増えました。
今度はレジンそしてレザーです。レジンとパール・パールとリボン・リボンとレザーなど、様々な組み合わせで作ったデザインも増やしていけそうなので、まだまだ楽しみしかありません。
技術を向上させていくって本当に楽しいです。できるようになればなるほど、デザインアイデアも増えていきます。
最終的な目標は、オーダーメイドのヘアアクセサリー作りです。パール・ビーズ・リボン・レジン・レザーなど、思いつく限り一通り作れるようになったら、オーダーメイドでやりたいですね。
以前ファッションイラストの習い事をしていたので、その時の技術もプラスさせて、デザインをデッサンしてお客様のイメージに近づけて作れるようになったら、もう本当にブランドが確立されますよね。
早く前に進みたい!!そんな気持ちでいっぱいですが、日々楽しみながらやっていければと思います。