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【カラー剤の違い】ヘアマニキュア・トリートメントカラーの違い

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こんにちは、美容師・つまみ細工で創作活動をしております、土山初代と申します。

今回は、ヘアマニキュアとトリートメントカラーの違いについてご説明させていただきます。ヘアカラー・白髪染め・脱色剤・ブリーチ剤の違いについてもご紹介しています。

ヘアマニキュア・カラートリートメントは、ヘアカラー・白髪染めに比べて染めた事ない方は多いかと思います。

ヘアマニキュア・カラートリートメントは、明るさを出す力はありません。色が髪の表面に染まるだけです。ヘアカラー・白髪染めは、髪の内部に発色します。

なので、染まり上りは全然違うしできる髪色の幅も変わってきます。

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【カラー剤の違い】ヘアマニキュア・カラートリートメントの違い

【カラー剤の違い】ヘアマニキュアの特徴と使い方

ヘアマニキュアは、明るさを出す力はありません。ヘアカラーが髪内部に発色するのに対して、ヘアマニキュアは髪表面に染まるという特徴があります。

先ずはこの図をご覧ください。左側がヘアマニキュアの特徴がかかれています。

髪の毛はプラスの電荷とマイナスの電荷を持っています。髪の毛の中でも、健康な髪はプラスの電荷が多く持っています。ダメージしている髪はマイナスの電荷を多く持っています。

健康な髪の部分にはマイナスの電荷が全くないというわけではありません。ただ、プラスの電荷が多くありマイナスの電荷が少ないという感じです。

そしてヘアマニキュアは、マイナスの電荷を持っています。健康な髪の部分のプラスの電荷と、ヘアマニキュアのマニキュアのマイナスの電荷がくっつきあい髪に発色します。

健康な髪に染まるということは、白髪染めなどの髪に適しています。白髪染めをされる方で、ブリーチで髪が入ダメージしている方はあまりいません。

ほとんどの方は、白髪を目立ちにくくするために地毛の色やダークブラウンにされます。なので、健康な状態の髪(プラスの電荷)に、ヘアマニキュア(マイナスの電荷)で白髪を染めていきます。

ヘアカラーよりも地肌や髪に負担なく染める事ができます。

しかし、ヘアカラーに比べると白髪がきれいに染まらない事があります。それは、髪の表面に発色させているだけだからです。

白髪染めは髪内部にしっかりと発色させて行きます。なので、一度きれいに染まると半永久的にきれいに染まったままになります。

もちろん半年・1年たつとキレイに染まっていた部分の色が抜けて、白髪が浮いて見える事もあります。しかし、ヘアマニキュアに比べると白髪染めは染まり上りや色の持ちはかなりいいです。

なのでほとんどの方が、白髪染めをされます。しかしまれに、白髪染めの染料にアレルギーがある場合や髪や地肌をダメージさせたくないという目的でヘアマニキュアをされる方もいらっしゃいます。

ヘアマニキュアをやった後の数日間は、シャンプーするたびにタオルに色がついてしまう事があります。

水にぬれると色落ちしてしまいます。なので、髪を洗った後はすぐに髪を乾かすという部分と、髪の水分をタオルでとる時は、茶色や黒などのタオルを使うのがおすすめです。

ヘアマニキュアで染める時のメリット・デメリット

  • ヘアマニキュアは地肌にダメージが無い
  • ヘアマニキュアは髪にダメージが無い
  • ヘアマニキュアはヘアカラーに比べて色落ちしやすい
  • ヘアマニキュア後は髪が濡れると色がタオルについたりする
  • ヘアマニキュアは明るさが出ない

【カラー剤の違い】トリートメントカラーの特徴と使い方

右側がトリートメントカラーの特徴です。

ダメージしている髪は、マイナスの電荷を多く持っています。トリートメントカラーはプラスの電荷を持っています。

なので髪のダメージしている髪のマイナスの電荷の部分と、トリートメントカラーのプラスの電荷の部分がくっつきあって髪に発色します。

ダメージしている髪に発色する特徴があるので、ブリーチをしている髪に染まりやすいのが特徴です。

ヘアマニキュアと全く逆の原理で染まるのが特徴です。ヘアマニキュアもトリートメントカラーも、髪の表面に先着させているだけなので、ダメージは全くないといっていいでしょう。

トリートメントカラーはブリーチで髪を金髪にして、ピンク・ブルーなどのビビッドな色やペール系の淡い色などを表現する時に使います。

トリートメントカラーなので、ブリーチでダメージしている髪に染めると必要以上のダメージを与えないので相性がいいといえます。

しかし、トリートメントカラーなので色落ちも早いのも特徴の一つです。

ブリーチ後のカラーは、ヘアカラーでしっかりと染めても色落ちはかなり早いです。毎日のシャンプーで色が変わっていくといっても、大げさではありません。

おすすめの染め方は、ブリーチ後にヘアカラーで希望の色を入れて、日々のメンテナンスとしてトリートメントカラーをするのがいいでしょう。

トリートメントカラーもヘアマニキュアと同様に、髪が水にぬれると色が落ちていくので髪を洗った後に塗れたままだと、洋服に色がついたり白いタオルで髪を拭くとタオルに色がつく恐れがあります。

髪を洗った後は、ダークブラウンや黒のタオルでタオルドライして、できるだけすぐに髪をドライヤーで乾かしておくのがおすすめです。

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カラー剤の特徴を知って自分のなりたい髪色になる!!

ヘアマニキュアとトリートメントカラーは、使用される方も少ないとは思います。

しかし、しっかりと特徴を知ったうえで使用しないと、「なんか染まりが悪い」「色落ちが早い」など、思いもよらない結果になってしまいます。

自分がどんな髪色にしたいかを決めたうえで、自分のなりたいイメージに近づく事ができるカラー剤を選ぶのがいいでしょう。

わからない時は、担当美容師さんに相談したうえで一緒に選んでいけるといいですね。