こんにちは、美容師・つまみ細工で創作活動をしております、土山初代と申します。私は好きな事を仕事にする、をモットーに生きています。
今回は、私が好きな事を仕事にする理由についてご紹介させていただきます。好きな事を仕事にするって、私にとっては人生で一番大切なことです。
その理由は、”一度しかない人生を無駄なく生きる為” です。
自分が好きだと思えることをやっている時って、本当に夢中になれるし何よりも楽しいと感じています。
今回は、好きな事を仕事にする理由についてのお話と、一度しかない人生を無駄なく生きる為の方法をご紹介できればと思います。
これは、あくまでも私の主観になります。性格や考え方が違えば変わってくると思います。
私が好きな事を仕事にする理由は進路を決める時から始まっていた
好きな事をやっている時って、本当に楽しくないですか?それが仕事であれ趣味であれ、時間がたつのも忘れて夢中になれたりしますよね?
私のベースとなる仕事は美容師です。美容師という職業を選んだ理由は、”とにかく夢中になれることをやりたい” という所から入りました。
高校生の進路を決める時に自分の中で決めた事がありました。
好きな事を仕事にする為の自分の中の決め事①
- 朝から晩までやっても夢中になれる事
- 技術など何度も何度も繰り返し練習をして手に入れられるものをしたい
- 達成感を感じ取れるもの
- 結果が実感できるもの
- 簡単でないもの
この5つのことは、進路を決める時に自分の中で「この5つのことを実感できる仕事って何だろう?」というふうに考えました。
私は、勉強が苦手でしたし ”苦手だけど頑張る” という概念がそもそも自分の中にありませんでした。
だから、”漠然とした理由の中で将来のためにやる” ということができませんでした。
とにかく何でもいいから夢中になれることがしたいと思っていました。そして、”勉強の末、手に入れられるもの” ではなく、”練習の末、手に入れられるもの” がやりたいと思っていました。
この辺は、いまでもはっきりおぼえています。
その結果、勉強はイヤだったので必然的に大学に行くための勉強はしたくないという結論でした。
では、高卒の私に何ができるのかを考えました。その時に、メイクアップアーティストや美容部員などの”メイク”を仕事にする案が一つ、”美容師”という仕事にするという案が一つありました。
どちらにするかイメージした時に、
「メイクアップアーティストや美容部員は、メイクだけをする仕事だけど、美容師は美容系の仕事をやろうと思ったら何でもできるよなぁ」と思ったんです。
「美容師は、ヘアカラー・パーマ・ストレート・カット・メイク・・・・・。めっちゃいっぱい技術ある!美容師にしよう!!」
と思いました。
当時思い描いていた美容師さんって、夜な夜なレッスンとかしているイメージでした。”これしかない” と思いました。
夢中になれそうだと思い選びました。尊徳感情とか、みじんもありませんでした。「夢中になれてお金がもらえるって、めちゃくちゃよくない!!」と思っていました。
結局のところ、好きな事を仕事にする理由は、根本的な性格も大いに関係があるような気がします。
好きな事を仕事にしてみて感じたこと
性格もあるかもしれませんが、好きな事を仕事にするとイヤになるとか嫌いになった、という方も中にはいらっしゃるようですが、私は嫌いになる事はありませんでした。
サロンに入り日々過ごしていく中で、生意気ながら考えていた事があります。それは、「このサロンの中で私にしかできない事というものを作ろう!!」という考えでした。
それもスタイリストになってからではなく、アシスタントの時でまだ何も成し遂げていない頃から考えていました。
というか、それしか考えていませんでした。そんな私は、特別器用でもありませんでしたし、特に目立った存在でもありませんでした。
その時は、夢中で日々を過ごしていたのでわかりませんでしたが、今思うと「対して何もできないくせに、なんだこいつ」と思われていたのではないかと思います。
だけど、自分自身では不器用だという認識でした。その時にいつも心に決めていた頃があります。それは、
「私は不器用だから、できなければ人の2倍も3倍も練習して、絶対に手に入るまでやる!!」
というやる気だけは満点でした。ちょっとやれば何でもできるような、器用なタイプじゃなかったのがよかったようです。
不器用な自分に対して、人に負い目を感じることもありませんでした。
「そんな暇があれば練習する」
と思っていました。
もう正直、完全に夢中になっていますよね。夢中になりすぎて、全く止められていませんね!!
私が好きな事を仕事にする理由のなかで、自分のやった努力の結果、〇〇になれた。とか、自分のやったことの結果、〇〇が手に入った。
というふうに、はっきりと実感できるのもを仕事にしたかったというのも理由です。
一度しかない人生を無駄にしない為に”別の”好きな事を仕事にする
15.6年勤めていたサロンをやめて、美容系のメーカーに勤めました。美容系のメーカーに勤めたのは、ご縁があり勤めさせていただくようになりました。
美容師をやっていた時の辞める3~5年間前から、漠然とですが ”どこかの企業で働いてみたい” という気持ちが芽生えていました。
それはなぜかというと、美容師で学べることが限られていると感じたからです。世の中には本当にいろんな世界があって、自分の知っていることってほんの一部だと思っています。
一度しかない人生を無駄なく生きる為に、全然違うことをやってみたくなったんですよね。
だけど、30歳半ばの美容師しかやったことがない私がやれることって、本当に限られているということもあったのでどうすべきか決めかねていました。
そうこう考えているうちに、サロンを退社することになり美容メーカーとのご縁がありました。
私自身は、即効ではいりたい!!と思いました。だって、今までのスキルを活かしつつ今までと違う事ができるし、仕事を通して美容師の時には学べなかった社会経験ができるって本当に素晴らしいことだと思ったんです。
だからこそ、即決でした。これぞ ”一度しかない人生を無駄にしない生き方だ” と思いました。まぁ普通に考えると、転職しただけなんですけどね。
だけど、自分が美容のメーカーで仕事ができるなんて、想像もしていなかったからです。正直すごくすごくうれしかったです。
実際働いてみると、本当に美容師をやっていた頃とは全然違うものばかりでした。全てが新鮮で、全てが楽しかったです。
美容師をやっていた頃と1つだけ違いがありました。それは、”いつかはここを辞める日が来る” ということが頭をよぎったのが早かったことでした。
入社して3か月後には、「一通りのことを学んだら、違うことをしよう」というふうに思いました。違うことというのは、会社を辞めて違う仕事をするということです。
だからこそ美容師をやっていた頃のように、会社の中でも自分にしかできないことをやろうと考えていました。
一通り学びたい事を学んでやりたい事も形にしたころ、そろそろ会社を卒業しようと考えました。会社を卒業すると決めた時に、今度は東京への転勤の話がありました。
「これはまた面白そうだ!」
と思っちゃいました。東京に行けば、マーケティング部・開発部・グローバルなど、他の部署が一通り見れると思いました。
東京に来て色んな部署の方々とお話したり交流することで、地元にいたころより会社の全体像を見る事ができました。
一度しかない人生を無駄なく生きる為に、心がスッキリしたところで会社を退社する事にしました。
一度しかない人生を充実させるため全ての好きな事を仕事にする
今後目標は好きな事を仕事にするのは一つじゃなくていい
次は何をしようか考えた時に、”好きな事を仕事にするのって一つのことに絞らなくてもいいのでは?” と考えるようになりました。
私の課題は、好きな事を仕事にする・一度しかない人生を無駄なく生きる為というだけでなく、実はもう一つあります。
それは、”一度やったことはやらない” というものです。美容師もやって美容メーカーもやったので、この二つはやらないという意味ではありません。
同じことの繰り返しにならなければいい(マイルール)ので、美容師もやりながら他の好きな事を仕事にする事にしました。
今実際にやっていることは、美容師・髪飾り作家・ブロガーです。この3つです。
今後、美容師として学べることはトレンドや新しい技術ですが、美容の技術はもう一通り学んでいるので、新しい技術を学ばなければならなくなっても意外とすぐにできたりします。
アシスタントの頃のように美容師として何にも知らなかったときの努力ほど、頑張らなくても身につける事ができるようになっています。
これは私だけではなく、ほとんど全美容師さんがそうだと思います。
だから、物足りなさを感じてしまう自分がいました。一度しかない人生を無駄なく生きるために、物足りなさを感じる穴を埋めたかったのかもしれませんね。
自分の中から好きな事を引き出すためのやり方
髪飾り作家をやろうと決めた時に考えていたことをご紹介させていただきます。
やっぱり私は技術が好きだし、手で何かが作りたかったので、この2つが叶うものを探す事にしました。
好きな事を仕事にする為の自分の中の決め事②
- 国家試験がないもの、資格がいらないもの
- 習い事の先生になれるもの
- 手先を使うもの
- 技術が必要なもの
- 人に習わずできるもの
という、5つの項目がクリアできるものがいいと考えてました。何かの習い事の先生をやりたいと思っていました。
美容師は、国家資格がいるので気軽に習い事の先生なんてできません。だからこそ、資格がないとやってはいけない職業はやりたくなかったんです。
街の人々が楽しみながら日々を過ごすための助けになれたらいいと考えていました。
とはいえ、資格がなくてもよくて手先を使う技術と言えば、何かを作る作業になると思いました。どうせなら、美容師という職業を活かすことができれば最高だと考えました。
そしたら、ヘアアクセサリーや髪飾りを作るのが一番という考えに行きつきました。
髪飾り作家なら、例えばお子さんの七五三の髪飾りをお母さまが作って、お子さんの髪飾りにしたりできますよね。その作り方を教える習い事の先生にもなれると考えました。
将来は美容師だけでなく、髪飾り作家としての活動を強めていきながら、週に1度くらい習い事の先生をして生きていくのもいいなと思ったんです。
なんだか楽しそうじゃないですか?
そして最後に、”私自身が人に習わなくてもできるもの” がどうしてもよかったので、髪飾り作家にしました。
もちろん誰かに教わった方が、大変さは少ないと思いますが、自分の中に他の方の ”センス” や ”アイデア” を入れたくなかったんです。
どんなに些細なことも入れたくなかったので、全て我流でやることになりました。基礎もない状態で完全に手探りでやったので、ちょっと大変でした。
まだまだ未完成ですが、自分なりに試行錯誤してさらに追及していきたいと考えています。
一度しかない人生を好きな事を仕事にすることで埋め尽くす
私の、好きな事を仕事のするという理由の一つに、一度しかない人生を無駄なく生きるというのがあって、朝から晩まで好きな事で埋め尽くして、毎日毎日好きな事を仕事にする事ができたら、本当に幸せだと思っています。
しかも一つの仕事ではないので、飽きることはないと思うんです。
いくら好きな事を仕事にする事ができたからと言って、朝から晩まで毎日毎日イヤになりそう・・・・。と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
だけど私はならないんです。初めに美容師をやった時や美容メーカーに勤めている時は、”ここが最終地点” とは思えませんでした。
しかし、今は最終地点に向かって進んでいるという実感があります。もしかしたら今のサロンではなく、別の場所で美容師をする可能性はあります。
その理由は、最終的には ”ヘアサロン・髪飾りを作るアトリエ・習い事ができるスペース” この3つが一つの場所でできるのを目標にしているからです。
今は、この3つの好きな事を仕事にする為に日々やらなければならない山積みの課題を、コツコツこなしている感じです。
習い事の先生になるのは数年先で、その前にやるべきことをやってからという感じで、次の段階に進んだ時にやろうと考えています。
一度しかない人生を好きな事で埋め尽くしそれを伝えるための手段がブログ
文字で何かを伝える事が好きだと気が付いたのは、初めに美容師をしていた時です。
まだ、私が美容師になった頃はSNSなどはなくブログも主流ではありませんでした。
しかし、そんな中でもサロン内でブログを書こうということになったんです。その時に以外にもブログを毎日更新するということにはまってしまったんです。
すごく楽しかった覚えがあります。
ある時、私がブログが新聞・雑誌・テレビで紹介されたんですよ。お客さまも、自分の顧客だけではなく他のスタイリストのお客様からも見ていただいておりました。
楽しくて楽しくて、本当に毎日ブログアップしていました。その当時は、今のようなネットが当たり前になる前だったので、周りの方々も珍しくて見てくださっていたのだと思います。
その頃から、文章で自分の気持ちを伝えるのが好きでした。
その後に、美容メーカーで勤めていた時はWebライターの仕事をしてみたり、文章の書き方の検定をとってみたり、美容師をしていたらなかなかできなかったっであろうことを沢山学びました。
美容メーカーの時に、文章をしっかり書くということを学び、ブログをより多くの方に見ていただくためのテクニックもたくさん知る事ができました。
その時の事があるから、今こうしてブログを通して自分の思いを伝えることに抵抗がないのだと思います。
今後は、このブログを好きな事を仕事にする為に私がやったことを、沢山の方にお届けできればいいなと思います。
これから先も一度しかない人生を好きな仕事をする為の時間にする
まだ進んでみないとわかりませんが、これから先の人生の方がこれまでの人生より、もっともっと充実した日々を送っていけるのではないかと考えています。
なんだかとってもそんな気がするのです。だって、本当に好きな事を仕事にする為に全ての時間を使っているし、何よりも好きなように出来ている気がしています。
まだまだ完ぺきとはいいがたいですが、本当にやりたい事に向かって一歩ずつ進んでいるという実感があります。
やりたい事を全て完璧に形にするまで、10年かけて育てると決めて約2年ほどが経ちました。
やっと本当の意味で、好きな事を仕事にする為のパズルのピースが見つかって、さらに枠組みが整いつつあるという所まで来た気がします。
すべてを形にしたい。課題は山積みですが、楽しみしかありません。一度しかない人生を無駄にしません。絶対に。
こんな私を、応援していただければ嬉しいなと思います。